
「全く知らない場所で人々がどんなふうに暮らしているのか見てみたい」。そんな思いから、一歳半の娘と一緒にホームステイプログラムに参加しました。親子2人での海外旅行は勇気がいりましたが、コーディネーターの手厚いサポートがあったおかげで、一歩踏み出すことができました。
私自身、これまでの旅行を通じて、日本の枠にとらわれない「いろいろな生き方がある」ことを知り、それが自分の心を楽にしてくれた経験があります。その体験を、幼い娘にも少しでも味わってほしいと思ったのが、娘を連れて行きたかった理由です。また、普段の忙しい生活から離れ、娘とゆっくり特別な時間を過ごしたいという気持ちもありました。
ホームステイ先は、波の音が聞こえる海辺の家。ホストファミリーは初めて会う私たちを温かく迎えてくれて、自由に過ごしていいよという自然体な雰囲気がとても心地よかったです。さらに、コミュニティ全体のフレンドリーさにも感動しました。近所の人々が「うちにおいでよ!」と気軽に誘ってくれたり、訪れた家では子どもたちが娘と遊ぼうと、おもちゃをたくさん持ってきてくれたりと、彼らの気遣いや優しさがとても嬉しかったです。
滞在中、娘にとって初めての海にも行きました。最初は少し怖がっていた娘が、少しずつ水に慣れて最後には楽しそうに体を浮かせて遊ぶ姿を見られたのは忘れられない思い出です。
また、出発前に不安だったおむつのことも、コーディネーターに相談して解決しました。現地で日本と同じおむつが手に入ると教えてもらい、大量に持参しなくても済んだのでとても助かりました。
ホストファミリーが用意してくれたご飯やチキンの煮込み料理、バーベキューなどを娘と一緒に楽しみながら、現地の生活に少しだけ触れることができました。
今回の旅行では、「娘に海を見せたい」「地元の子どもたちと触れ合いたい」「私自身がゆっくりしたい」という願いをコーディネーターに事前に伝え、それをもとに柔軟なプランを組み立ててもらいました。
このプログラムを通じて、娘と一緒に特別な時間を過ごしながら、新しい景色や価値観に触れることができました。「親子2人での海外旅行なんて無理かも」と思っていた私が、最後には「よくやった!」と達成感を持てたことが何よりの収穫です。子ども連れの方にも、ぜひこのプログラムをおすすめしたいです!

